日本ばね学会認定「ばね技術遺産」

日本ばね学会 『ばね技術遺産』 認定第16号

名称両端支持式ばね限界値試験機
(ドイツSiemens社製)
製造年1954
所有者日本ベルパーツ株式会社
認定日2014年11月7日

認定理由

本機はDINに規定されている両端支持はり方式のばね限界値試験機で、薄板試験片中央に荷重を負荷し、永久たわみ量が規定の値になった時の曲げ応力からばね限界値を求めるものである。また支点を電磁加振して精度よくたわみ係数(曲げ弾性係数)を測定することも出来る。ばね限界値試験機としては最も歴史が古く、その後の国産機開発を促した点で技術史的価値が高い。
 よって、今後末永く保存されることを願い、ばね技術遺産に認定する。
両端支持式ばね限界値試験機