名称 | オリエンタルロック一式
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製造年 | 18世紀〜20世紀初頭 |
所有者 | ギャラリー鍵と錠 主宰 加藤順一氏 |
認定日 | 2018年6月5日 |
認定理由
錠前には一般にばねが使用されているが、日本の古典的な錠前である和錠をはじめ、アジア・アフリカ産の古い錠前のロック機構には鍛造された薄板ばねを用いる特徴がある。特に和錠においては錠前鍛冶により複雑なからくり錠へと独自の発展を遂げている。氏は和錠を中心に世界の錠前700点余りを収集・展示しており、本遺産はその中から代表的な錠前30 点を選んだものである。これらは工業化以前のばね技術を伝える貴重な歴史的遺産である。よって本遺産が今後末永く保存されることを願いばね技術遺産に認定する。